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世界の果てで枯れ果てた
先生と浦原さんと、あとオヤジ。
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2025-05-16 [Fri]
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2008-09-11 [Thu]
怖いくらいに紅い。


小説の傾向ですがしばらくはブリーチが増殖の予感です。

でもでも、絶望とハルヒもちゃんと生産する予定です。

ぶっちゃけ黒い話を書きやすいのがブリーチなんですね(ぇ
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2008-09-11 [Thu]
よりこのCDをエンドレスなんですが、バイオリンは金髪さんなんですね、知らなかった。



今日上げたピエロなんですが、あれって大半の人には訳が分からないと思うので若干補足を。

以前わりとほのぼのした黒いピエロの旅をする話を書いたんですが、その過去が吊られるになります。
街から街を渡り歩く無口な大道芸人という大まかな設定で最初の話を書いたんですが、実は彼の過去やら旅の目的やら短編のわりには細かく設定していて、その一部を抜き取ったのが今回の話です。あえて細かく書くつもりはありません。


ネイルを塗り直そうかな…
2008-09-11 [Thu]
誰かの為に死ねるのか?そんな事を言った男が昔いた。大地を失った足がゆらゆらと揺れる。爪先から滴り落ちる血が馬鹿みたいに美しく見えた。
悪い事をした覚えはない。しかしあの出来事は確かに誰かの逆鱗に触れ、取り返しの付かない偉大なる怒りを招いてしまったのだ。
喜べ、明日は処刑の日だ。自分の処刑を喜ぶ馬鹿が世界の何処にいると言うのか。身体からじわりと流れ出して行く血を眺めながら、僅かに揺れる視界を閉じた。
あの少女は生きているだろうか。誰かにとって手駒にすぎない少女だが、手駒にしては強すぎる驚異を持つ少女だ、心配せずとも何処かで生きて行けるだろう。
何処かで?何処で生きると言うのだ。大口を開けて待ち構えているのは現実に潜む地獄ではないか。瞬間、悠長な自分に吐き気がする程の嫌悪を抱いた。いたいけな少女はこんな愚かな男をあの純粋な瞳で信じていたというのか。
誰かの為に死ねるのか?死ねると言った愚かな男が昔いた。
男は今、吊られた身体を必死に動かして他でもない、自分の為に生きようとしている。その先にあるのが酷く愚鈍な自己満足の欠片にすぎないなどとは気付いていた、それでも。

逃げ出さなければ。




exit→漆黒ピエロの旅路
2008-09-10 [Wed]
アメリカンクラッカーの法則は働くよ!


ここ数日何をしていたかと言うと。

京都→大阪→SATSUGAIみたいなルートを辿ってました。梅ミントの件とか見た人訳わかりませんよねすいません。そのうち記憶と称した旅行レポを書きます、自己満足で。
ちなみに昨日はクラウザーさんにお会いして来ました。何て素敵。

映画ですが何故かちょっといい話的な感じが…あれ?まぁいいや、原作通り逃げられても困るし。
社長が予想以上に社長でいい感じでした。あとじゃぎさま最強ですね。中の人が一気に好きになりました。

あと原作の相川さんはあんまり好きじゃないんですが、映画版は最強に可愛くて、何て言うか、ちくしょうアサトの野郎!!SATSUGAIしたい。おしゃれ四天王はえらいうざい感じに仕上がってました。まぁ一番ツボだったのは佐治くんの走り方だったんですけどね!何あれ可愛い!

いろんな所からリメイクの話が出てるらしいですね。月的にはそれで一気に知名度と人気を上げて、是非続編としてサタニック編を長編で製作していただきたい。パイパニックを出せ!劇場版おかわり!


で今何故か大量にV系を借りてきて聞いてます。某レンタル酷い、う゛ぃどーるとかぎるがめっしゅとか気になるバンドが全部置いてなかった…

気を取り直してとりあえず5枚。しかし店員さんも訳分かんなかったろうなぁ、ぶっ濃いV系が4枚によりこが1枚とか…

かぐらが一番のマイヒットでした。うたかたのメロディに一撃です。月は一曲目でぐっと来るか来ないかで判断しますが、あれだけ来たのもひさしぶりでした。薦めてくれた友人に感謝。


ぴーじーさんまであとちょっと!評判悪くて怖い…ほんのりさん極悪さんぷーさん戻ってきてください。
2008-09-10 [Wed]
熱を持った白い身体を舐めて、舐めて、それでも足りないと言わんばかりに身体を震わせる。
その子供はただ緩やかに生きようとしていた。しかし同時に穏やかな死を望んでいるようにも見えた。子供に聞いてもただ横に首を降るばかりで真実を口にしようとはしない。おそらく彼は怖いのだ、何かが、全てが。
私はこの子供の為なら何だって出来る。
「ねぇ知ってますか、毒を持つ少女の話」
耳を甘く噛みながらそんな事を言ってみる。敏感に身体を跳ねさせると、不機嫌そうな顔をこちらに向けて来た。真っ直ぐな視線が痛い。
「昔ね、猛毒に慣らした女性の身体に毒を仕込んで、他国の王様に献上する、なんて事があったらしいですよ」
「何だそれ、俺が毒だって言いたいのかよ」
「いーえまさか、むしろ良薬です。それに毒と言うより麻薬でしょう、君は」
麻薬?と彼が首をかしげた気もするが、わざと気付かない振りをして行為を進める。首を噛むと苦痛の様な喘ぎが上がる。
ゆっくりと体内に染み込んだ毒は、彼を苦しめる事なく死に至らしめる。舌から染み出た猛毒が、じわりじわりと彼の身体を支配していた。
キスをすれば口から、指を舐めれば手から、もっと下も、全身から。私は彼の為なら何だって出来る。さよなら、さよなら、愛しい貴方。お願いだからもう苦しまないで。掠れた喘ぎから徐々に生気が抜けて来た。
その身体は、ゆっくり、ゆっくり、死に向かう。
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